4回目次のような場合に、あなたならどのように対応しますか?子どもが、いつもなら3時半頃には帰ってくるのに、今日は何の連絡もなく、返ってきたのは5時を少しまわっていました。 適切な応答の仕方 1.相手を鏡として自分を写し出せるような反映的な聞き方、応え方。 2.自分の気持ちを理解してもらえるようにIメッセージを使う。 ①差しさわりのある言動について客観的に述べる。 (ただ述べるだけで責めない) ②その言動の結果について自分の感じたことを述べる。 (例 心配したよ) ③自分の気持ちの理由、相手の言動の結末を述べる。 (例 どこにいるかさっぱりわからないもの) ①から③の順序は変わってもよい。また、②をとばすこともある。 発言の主体は自分であり、相手に焦点をあてない。そして誰も責めない。 I(アイ)メッセ-ジ あなたが悪いよ、ではなく、私が心配したよ。 人に物を頼むには、主張的な頼み方(相手を傷つけないで、自分の要求を聞き入れてもらおうとする)がいい。 子どもが要求を聞き入れてくれなかったとき 子どもがどうしても聞き入れてくれないときに、あなたがとれる最善な方法は、あっさりとひきさがることです。 あなたは、子どもに要求を聞き入れさせることと、子どもと仲良く暮らす(自分で考えて、自分で判断して、自分で責任を持つ)ことのどちらか一方をとれ、と言われれば、どちらを選びますか? 子どもの「ノー」を受け入れる勇気を持ってください。 人間は感情の奴隷ではない。 感情にふりまわされない3つのこつ 1.感情を使って、最終的にどんな目標を達成しようとしているのだろうか? 感情を抑圧するのではなく、感情を見る。 2.今のように感情を使うと、その目標が達成できるだろうか? 3.感情を使う以外に、より良い方法はないだろうか? お願い口調や意見言葉を使うこと 意見言葉 ①これは私の意見にすぎないんだけど~。 私はこう思うんだけど~。 ②~と思う。~と感じる。~してほしいと思う。~してくれると嬉しい。 |